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そばやレポート'01.2.17 「若竹」
 メニュー:もりそば ¥700
 キーワード:そば通おっさん

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「若竹」は県運転免許試験場の先の信号を左折して、3キロほど行ったところにあった。
周りには何もなく、山のなかにぽつんと建っているような感じだ。
店の入り口のわきに、ガラス張りの打ち場があって、ちょうどそばをうっているご主人と目があった。

店に入ると、おっさんが一人もりそばを食っていた。むう、このおっさんもそば通なのだろうか・・・
座敷のほかは、このおっさんがいるいろり風の四角い木づくりテーブルのみ。
座敷には座らず、あえておっさんと同じテーブルに座りもりそば(700円)をたのんだ。

せいろにのったそば、薬味のねぎとわさび少量、そばちょこに入ったつゆがやってきた。
そばは、太さが不ぞろいでいかにも手打ちそばという感じだ。ほのかにみどりがかっている。
歯ごたえがあって、じつにうまいそばであった。あまりつゆをつけずに、そばを味わう。
わさびはつゆに入れるのではなく、直接そばにつける。わさびをつけすぎては、せっかくのそばの風味が
消えてしまうので、慎重に量を抑える。おっさんが俺を見て、「こいつ出来る・・・」とか
思っているはずだ。
つゆは、並木藪そば直伝の味らしい。ちいさいそばちょこになみなみと入っている。なかなか深い味だ。
なんか、やっぱりつゆをたっぷりつけたくなってきた・・
おっさんの目を盗んで、たっぷりつゆをつけたそばを味わう。
残っているわさびがかわいそうになってきた。さらにおっさんの目を盗んで、つゆにわさびをつっこむ。

となりのおっさんはそばを食い終えて、なにか椀ものをもう一品たのんでいる。
あれはなんだろう・・・
なんとなく気になりながらも、自分のそばに神経を集中する。

神田の藪そばもそうだったが、名店のそばほど量が少ないもんだ。
この店のそばも、700円する割には量はそれほど多くない。だからこそ、ありがたみがあるのだが・・・
食事の時間は10分足らずだったろう。
最後にそば湯で、残ったつゆを味わう。う〜む。やはりそば湯が出ないと
そばやじゃないね。

となりのおっさんは、食事を終えて店を出て行った。
おれと同じく、わさびは全部使わず少し残っている。
おっさんもなかなかやるな・・・

そば湯をゆっくりと飲み干して、店を出た。

そばやレポート '01.2.17 「東野庵」
 メニュー:ざるそば ¥500
 キーワード:はしのえみ、お茶を継ぎ足すおばちゃん

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「東野庵」は、県自動車学校のすぐ近くにあった。駐車場があるのだが、この駐車場、どこまでが東野庵の
分で、どこまでが隣の会社の分かよく分からない。まあ、土曜日だしかまいやしねえ。
適当に車を停めて早速店に入る。

先客は、兄ちゃんが一人、座敷におっさん会社員2人、カウンターに会社員1人。
東野庵はどちらかというとそばもやっている定食店といった感じ。店員はおばちゃんばっかりだ。
ほかの客も、そば以外のものを食っている。

ざるそば(500円)を注文する。注文内容にかかわらず、おしんこの小皿が付くようで、客が席についたとたんに
おばちゃんがおしんこ小皿をのせたお盆をカウンタに準備する。
出されたお茶を飲みながら、しばし待つとそばがやってきた。
刻みのりの乗ったざるそば、つゆの入ったそばちょこ、
薬味はねぎとわさび、そしててんかすがついている。
そしておしんこ小皿。なかなかいい感じだ。

そばは、手打ちではないようだ。本には茨城ソフトメン製の麺だと書いてあった。あじは悪くない。さすがに、手打ちの時ほど
感動はないが・・・
つゆも、なかなかだ。先ほど行った「若竹」のつゆとはまたちょっとちがう。てんかすをいれるとまたちがうね。

この店の雰囲気はなんか妙にアットホームだ。
カウンタの会社員は、店のおばちゃんと親しげに話している。
店の常連なのだろうか。さらに座敷のおっさん会社員たちとも話をしている。
テレビでは王様のブランチが流れていて、はしのえみの”姫”のコーナーがやっていた。おお久しぶりだな・・
最近このコーナーはお昼頃になったので、土曜日出勤の多いおれはあまり見れなくなってしまった。はしのえみのアホっぽい
姫のキャラクターが好きなのだが。
さすが欽ちゃん劇団出身はしのえみ。最近は結構いろんなところに出ている様だ。出世したな・・

そば湯はないかと思ったが、ちゃんと出た。てんかす入りのつゆがまたうまい。
そば湯を飲んでいると、おばちゃんがさりげなくお茶を継ぎ足してくれた。う〜ん、この心くばり。これがこの店の魅力か。

先ほど「若竹」で700円取られてきたとこなので、おしんこまでついて500円はとってもお得に感じる。
客が増えてきたので、さっさとお勘定して店をでた。
はしのえみのコーナーはまだやっていた。もうちょっと見たかったな。


そばやレポート '01.2.18 「ともえ川」
 メニュー:もりそばミニマグロ丼セット ¥850
 キーワード:おっさん人形、茨城弁丸出しのおばちゃん

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今日は、水戸のうまいそばや「ひゃくいち」「あいず季節館」とかをまわったのだが、みんなお休み。
骨折り損だった。そっちの話はまた後日書くとして、今日は結局、見川の「ともえ川」に行った。
「ともえ川」は、見川中学校の入り口のところにある。
白い作業着を着た、おっさん人形が入り口に立っているのですぐにわかる。人形は梅宮辰夫のたっちゃん漬けの店の人形のようだ。
「ともえ川」は前からある店らしいが、わりと最近建て直したらしい。おっさん人形もそのときに出来たのだろうか。

この店にくるのは2度目だが、結構評判の店のようで前回も今回も、お客さんはいっぱいだった。

もりそば450円。結構良心価格。腹が減っていたのでミニマグロ丼付のセット850円を頼む。

カウンタのお向かいには老夫婦が座っていて、茨城弁丸出しのおばちゃんが昨日テレビで見たという、どっかの高級旅館の話を一生懸命していた。
「かぁわがらとってきた魚を、ぬぃだり、やゐだりするんだってよ
(川からとってきた魚を、煮たり、焼いたりするんだってよ)」
う〜ん。ネイティブ。なんか落ち着く。

せいろに乗ったそば、ミニマグロ丼、味噌汁、たくあんと白菜のおしんこ、それから、薬味とつゆ。薬味はねぎとごく少量のゆずが入っていた。
つゆは、そばちょこの中に入っているうえに、別のとっくりにもなみなみと入っている。このそばの量では、絶対余るぞ。よほどつゆに自身があるのか。
それともこの辺の人は、つゆをがぶがぶ飲むのだろうか。

そばは手打ちで、結構太め。ちょうど親戚のおばちゃんに打ってもらった麺のようだ。コシが強くて噛み応えがある。うまいそばだ。

つゆは、カツオぶしの風味が強くうまかった。飲むとカツオ特有のちょっとすっぱいような、渋いような後味が残る。

ちなみに味噌汁は、インスタントのようなうすい味だった。味噌汁に関しては普段、田舎味噌の濃厚な味を味わっているグルメな俺の舌を満足させる
にはちと努力が足りないな。

そばを食っていると別の老夫婦が入ってきて、あっという間にさっきの老夫婦と意気投合してしまった。う〜む。いつも思うが、この世代の
コミュニケーション能力はあなどれないな。人間同士の垣根が非常に低い気がする。
話を聞いていると、はじめの老夫婦は鉾田からうわさを聞いてこの店にきたらしい。そして後の老夫婦は近所に住んでいて、だんなさんは女子高の
先生(講師)をやっているらしい。生まれは昭和9年生まれ。うちの親父と同じだ。なのにスキーをやるらしい。若いねえ。

今日は結局「ともえ川」だけで終わった。来週こそ、「ひゃくいち」にいくぞ!

そばやレポート '01.2.24 「みかわ」
 メニュー:こだわりそば ¥1000
 キーワード:「わ」の字

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「みかわ」は茨大の橋の下の道路を少し水戸駅方面に行ったところにある。そのままずっとまっすぐいくと、「ひゃくいち」につながる。
「ひゃくいち」はやっていなかったので、「みかわ」に行った。
「みかわ」の看板はやたら「わ」の字だけが大きくて、最初はここが「みかわ」かな?と迷ってしまった。
駐車場が広くて、車で来るには最高の店だ。もっともこの場所だと、駐車場がなくちゃとてもはやらないだろう。

店の入り口で履物をぬいで入る。店のおばちゃんが、カウンタ席に案内してくれた。なかなか手際が良い。奥は座敷になっているようだ。
店の雰囲気は、こぎれいで和風レストランという感じ。
店のメニューを見ると、そば料理が中心だが、夜用になべ料理とかもやっているらしい。夜までやっている店だからこんな時間(午後4時)に
来てもちゃんとやっているんだな。

こだわりそば(1000円)を注文した。
お茶は、そば茶がでた。おお、ナイス。俺はお茶の中では、そば茶がもっとも好きだ。
思ったとおりの控えめな量のそば。薬味のねぎと、わさび。そして小さい徳利に入ったそばつゆ。非常にベーシックなメニューだ。
そばは、そば粉100%で打っているらしい。
古河の「やなぎや」のがんこそばもそうだったが、そば粉100%と言うとなんか、つなぎが弱くてぼそぼそしているような気がするが、ところがどっこい
ちゃんと歯ごたえがあって、うまい。口に含むとそばの風味が広がる。
つゆは、やはりかつおだしの風味が強いが、後味は意外とさっぱりしていていつまでも口に残らない。
すこしものたりない気もするが、これは好みの問題だろう。
そばがうまければ、つゆなんかつけなくたっていくらでも食える。
わさびも、ぶつぶつとした感じがあって、いかにも本物っぽい。本によると長野からとりよせているらしい。
たっぷりとあるが残すのがもったいないようだ。
そば湯ももちろん出た。心なしか、すこし濃い目でうまい気がした。
ほかにもいろいろそばのサイドメニューがあるようだったが、今日はこれだけにした。
そば湯にあずきを入れて、固めたそばぜりーなるものがあるようだ。
これはぜひ食ってみたい。車で気軽にこれそうなので、近いうちまた来よう。

そば茶が売っていたので、帰りにひとつ買ってきた。

そばやレポート '01.2.25 「つつじ庵」
 メニュー:ざるそば ¥600
 キーワード:民家を改造

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今日はもう遠くに出かける気がしなかったので、「つつじ庵」に行った。「つつじ庵」は赤塚駅南口を出てしばらく行った通り沿いにある。
俺んちの近くのそばやだ。

この店の魅力は民家を改造して作った店の雰囲気だ。座敷にあがると妙に落ち着くからふしぎだ。
でも、今日は一人だったのでカウンターに座った。
ざるそば600円。手打ちを売りにしている店の中では安い方だと思う。
のりのかかったそばと、薬味のねぎ、わさび、そして徳利に入ったそばつゆ。そばは、手で切っているのが分かる、多少不ぞろいの太さ。
細くはなく、中の上くらいの太さだと思う。味も悪くない。しかし、何度も来ているからか、それとも何軒も有名な店に行ってだんだんと舌が肥えて来たのか、
初めてきた時ほど強い感動はなかった。基本は押さえられているが、目立った特徴もないような気がしてしまった。その日の体調とかも関係するかも。
でも、そば湯は結構濃くてとろっとしており、これは評価できる。でもやっぱり魅力は気軽に来たくなる店の雰囲気だな。


そばやレポート '01.03.03 「木挽庵」
 メニュー:田舎ざるそば ¥800
 キーワード:田舎そば

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いやー、この店のそばはうまかった。俺の中じゃぴか一。
自分のそばの好みに気づかされたね。

「木挽庵」は、ひたちなか市にある。
日製の自動車機器事業部の裏にグランドがあり、
そのとなりだ。民家の中にぽっつりとある感じ。
店長はもと大工らしい。店も店長の手作りだそうだ。
店はちょっと奥まった感じがあり、店の入り口は始めどこが戸なのか
分からなかった。初めてだとちょっと入りづらい感じがあった。
店に入ると、すぐわきに囲炉裏のあるテーブル。となりがカウンター。
店のなかは、古い民家のような感じだ。
なんか、裏から、おじいさん、おばあさんが出てきそうだ。
店のにおいも、まさに田舎の家のにおい。これって、囲炉裏のにおいなのかな。

カウンターに座ると、そば茶を出された。飲んでみると、
うちで飲んでいるものより色は薄いのだが、反対に味は濃かった。
「この店は何かやってくれるかもしれん」
そんな感触があった。


田舎ざるそば」800円を頼む。待つことしばし。
出てきたのは、ざるにもられたそば、徳利に入ったつゆ、
そして薬味はだいこんおろしのみ。
薬味にねぎやわさびは無く、だいこんおろしのみだ。
う〜ん。このへんが通好みな感じ。
そばをほおばってびっくり。この田舎そばは、そば粉が荒挽きで、
黒や白っぽい殻の残骸がぶつぶつ残っている。食べるとざらざらした感じがある。
そして、味がとても濃い。噛むとそばの味が強烈にする。「こりゃうまい!!」
薬味がだいこんおろしのみというのも納得で、そばとだいこんおろしが、
これまた合うんですね。それもただのだいこんおろしじゃだめで、
しっぽの方のからみの強いやつ。そばの味を引き立てつつ、
ぴりっとアクセントを与えてくれる。これは新しい発見だ。
わさびで食べるよりそばの味がはっきり分かる。
つゆは、後味が残らなくてわりとあっさりした感じだが、
そばの方の個性が強烈なので
これでちょうど良いかも知れない。通好みらしく、
量も徳利にちょっとしか入ってない。消化の良いそばを、
消化を助けるだいこんおろしで食べて、
しかもそのそばは、便秘にききそうな荒挽きの殻入りそば粉。
いやでも健康になりそうだ。
そばのざらざら感がたまらなく、あっという間に食べ終わってしまった。
食後に出たそば湯がまた濃くて、単なるそばのゆで汁というよりは、
そば湯のためのそば湯という感じ。とことんそばの味を楽しんだ。

自分が荒挽きの田舎そば好きだということを気づかせてもらった。
この店は、ヒットだ。




そばやレポート '01.03.03 「千重」
 メニュー:天ざるそば ¥1300
 キーワード:いいおやじ

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「木挽庵」でそばを食べたら余計に腹が減ってきた。本屋に寄ったら、茨城新聞社刊「茨城のこだわりそば」という本を見つけた。早速購入。
水戸の近場を探したら、ありました、千波の「千重」。
「千重」は千波小学校のわきを入り、信号を左折したところにある。せまい通りのところだ。駐車場はちゃんとある。
店は、気の効いた定食屋風。時間が2時近かったため、客は俺一人だった。
カウンター席は無いらしく、4〜5人掛けのテーブルが3台ほど。
後は、座敷席だけらしい。客が多いときに一人で来たらどこに座るか迷いそうだ。

腹が減っていたので、「天ざるそば」1300円を頼む。そばが来るまで出されたのは、氷の入ったおひや。
新聞を読みながら待っていると、ざるに入ったそばがやってきた。
薬味は、ねぎ、わさびとちょっとのだいこんおろし。う〜ん。この店も分かっているね。
てんぷらは、えび2匹、なす、きぬさや、かぼちゃ、キス。てんぷらには、塩をふって食べた。
そばは、すこし太目くらい。歯ごたえはあるけれど、固すぎるわけではなくのどごしが良くて食べやすい。「木挽庵」の田舎そばをしっかり噛み締めて
食べるのもいいけど、やっぱりこういう感じのそばを、つつつーとすするのもたまらんね。
つゆは、しょうゆの個性が強い感じ。そばやはヒゲタ醤油を愛用するらしいけどこれもそうなのかな。しょうゆの、一種薬品くさいような独特のにおいがする。
店によって微妙にちがうもんだね。
店主は一見無愛想に見えたけど、そばを食べ終わるころに「お茶いる?」とお茶を出してくれた。いいおやじだ。
結構人気のある店のようだが、閉店まぎわのようでタイミングがばっちり。俺の貸切のような状態で食事が出来た。

今日は非常に収穫の多い日だった。さすがにお腹いっぱい!!

そばやレポート「佐竹」  '01.03.10
 メニュー:天ざるそば ¥800
 キーワード:自給自足の山菜

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休みになるとそばやに行くのが習慣になってしまった。特にそばやは日曜日が休みなところも多いので、土曜日は大事な日だ。
しかも、うまいところは昼時に店を開けて、そばが切れたらすぐ閉店するので、ねらい目は昼時の2〜3時間しかない。
土曜日に仕事なんかしてられない。

むちゃくちゃ天気がよかったので、ドライブがてら那珂町のそばやに行こうとしたが、交差点を曲がる場所を行き過ぎてしまい、
そのまま常陸太田まで行ってしまった。そこで、そばや「佐竹」に行くことにした。「佐竹」は佐竹寺というお寺の近くにあった。
常陸太田駅前は、いつも思うが道が分かりにくく、結構うろうろしてしまった。
「佐竹」は畑のど真ん中に立てられており、なんか農家の副業でやっているような雰囲気の店だ。店の外でおばちゃんが野菜かなんかを洗っており、
その周りをガキんちょが遊びまわっていた。
店の中は結構広い。テーブル席が4,5席と、座敷席が4,5席。テーブル席がいっぱいだったので、座敷席に案内された。
天ざるそば800円を注文する。客席から厨房は丸見えだ。おばちゃんばかりの店員がてんぷら揚げたり、そば茹でたりしている。
まず、つまみの小鉢を出された。ねぎみそだ。ちょうどうちの親父が出すのと同じような感じ。味もシンプル。みそはうちで食べるのと同じいわゆる田舎みそ
だろう。熟成された味がする。それに、砂糖と酒がほんの少しかな。

ねぎみそをつまんでいると、あまり待たされずにそばがやってきた。のりの乗ったざるそば、つゆ、薬味のねぎ、わさび、そしててんぷら。
そばをつゆにつけると、ほわっとつゆの香りが鼻をついた。そばは手打ち。
黒いつぶつぶが見える田舎そばだ。うまい。しかし、何よりもこの店のつゆがうまい。香りは抜群。てんぷらを食べるためなのか、塩味は甘め。
そのかわり、だしが濃厚だ。だしで食わせるつゆだな。
この店のてんぷらの材料はみな自給自足のものらしく、山から採ってきた山菜ばかりだ。「今日のてんぷら」というお品がきがあるように、その日に採れるもので
いろいろメニューが変わるのだろう。確かにてんぷらの見た目は非常にワイルドで、いかにも裏山からひっぴいてきて、そのまま揚げましたって感じ。
すごく素朴な感じが、この店の魅力だな。
それにしても、つゆが妙にうまい。たっぷり飲んでくださいとばかりに、つゆ入れになみなみと入っているので、全部なくなるまでそば湯を楽しんだ。

この店には隣にそば打ち小屋があって、予約をすればそば打ちも出来るらしい。
おれも、そば打ちを始めようかな。。。。

そばやレポート'01.03.17「長寿庵」
 メニュー:田舎ざる ¥850
 キーワード:ファンキーおばちゃん、そばやに白い服は着ていくな

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今日はいまいち食欲がない。あまり調子が良くないし、夕べ遅い帰りがけに焼肉屋に行ったからな。。。
胃がもたれている。
こういう時には、そばやが一番だ。
今日から4連休。後半には友人の結婚式で大阪に行かねばならないから体力を温存しておかねば。

今日は那珂町を攻めることにした。そばの本に載っていた「藤兵衛」という店に行く途中、「長寿庵」を見つけ(この店も本に載っている)、
先にここに行くことにした。
「長寿庵」は6国からバードラインに入って、しばらく行ったところにある。
駐車場も広く、店構えは一見ラーメン屋風なので気軽に車で来れそうな店だ。

田舎ざる850円を頼む。今いくよのような、はたまた都蝶々のような、黒ぶちめがねのファンキーなおばちゃんがぱきぱきと注文を取り、
まずお茶を持ってきてくれた。色が茶色いのでそば茶かと思ったが.....?
これはあったかい麦茶のようだ。そばやで麦茶とは珍しい。うどんも出しているからか?
ざるに海苔ののったそば、平たいさらに一杯だけ入ったつゆ、薬味はねぎとわさび。
それと、きのこ(まいたけ?)と、山菜(わらび、ぜんまい等)の入った小鉢がそれぞれ一個づつ。この小鉢が「田舎」なのだろうか。
つゆは、甘口。あまり塩辛くなく、だしで食わせる感じだ。そばはやや太めのいわゆる田舎そば(だったと思う。実はこの次の店のそばが強烈で忘れてしまった)
人気の店らしく、そばも合格点。店の中は、テレビがあり、漫画もたくさん置いてある。やっぱりここでラーメンが
出てきてもおかしくないような雰囲気だ。後で本を見たら、とんこつスープのちゃんぽんそばなんてのも出しているらしい。今度食べてみようかな。

白いトレーナーを着ていったら、つゆがはねてしみになってしまった。
「そば通の教訓」 そばやに白い服は着ていくな

そばやレポート '01.03.17「藤兵衛」
 メニュー:田舎そば ¥800
 キーワード:そばを食っている

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「長寿庵」の後、「藤兵衛」に行った。
「藤兵衛」は上菅谷駅の近く、ひばりが丘という交差点を少し、北に行った所にある。
この店はいかにもそばやという感じだった。
店の入り口には、「百人のお客さんよりも一人のそば好きを大事にしたい」と書かれた紙が貼られ、店主のやる気を伺わせる。
さらに、「本日のそばは奥久慈産の常陸秋そばを使用しております」
とその日に使用するそばの種類を書き出すこだわりよう。

田舎そば800円を注文する。店のおばちゃんがとても愛想が良く、お茶と一緒に、よかったらどうぞと暇つぶしの雑誌まで持ってきてくれた。
うれしい心配りだ。

ざるにのった太めのそば、徳利に一杯のつゆ、薬味はねぎ、大根おろし、わさび。
それとだいこんかんぴょうの煮物の小鉢がついた。

隣では、めがねをかけ、背広を着た初老の男性がせいろそばを食べている。なんか「どうせやるなら本物をやりなさい」と言いそうな風体だ。
せいろのほうも、細めんでいかにもそばという感じだ。あちらもうまそうだ。

自分が頼んだ田舎そばは、太めでしかも歯ごたえしっかり。最初は、なんか少ないな、と思ったがところがどっこい。食べてみたらすごいボリューム。
2件目として食べるには少々きつかった。そういえば、田舎で出されるそばはこんな感じだということを思い出させてくれる。
このそばは好みの別れるところだろう。そばは、つるつるとすするもんだという、貧弱な固定観念しかもっていない輩には、決して理解出来ない味がある。
そばをすすっているのではなく、これは「そばを食っている」状態だ。
口に含むととにかく一生懸命噛まないと飲み込めない。そば粉の圧倒的なボリューム。
そばのあじはもちろん濃厚。
普通のそばはなんであんなに腹いっぱいにならないかというと、あまり噛まないからなんだろう。このそばを食べて思った。
噛んで食べるものは、すぐにお腹一杯になってくる。このそばは、もっと腹が減っているときに食うべきだ。
つゆは、そんなに辛くは感じなかった。だしの感じは先の「長寿庵」と同じような感じだと思ったがどうだろうか。そばがあんまり強烈なので、
さっきの味を忘れてしまった。

そばを食い終わるころ、店主らしきおやじがそば湯をもってきてくれた。
「おやじ、なかなかのそばだったぜ」

こんどは、ぜひせいろのほうも食べてみたい。